

Playing the Piano #03
Playing the Piano シリーズ第3弾! 今回は1st.アルバム『flower drips』に収録して以降、 録音も、公の場での演奏もしてこなかった「rain train」をお届けします。 この曲、雨の中を黙々と走り続ける列車のイメージです。 途中、束の間の晴れ間が覗いたり。 ここだけの話、「rain train」と言っておきながら、自分の中では雪の中をひた走る シベリア鉄道的な映像が根底にあります(笑) ピアノはウィーンの名器、ベーゼンドルファーの最新モデル 280VC。 まだ日本にはこの1台だけだそうです!(2017年10月現在) 今回はB-tech Japanさんで試弾させて頂いた際に撮らせていただきました。 伝統ある旧来のモデルとは設計が違い、 だいぶ弾きやすく安定したピアノになってますね。 他社のピアノに慣れた人でも違和感なく弾けると思います。 個人的には重厚かつ華やか、そしてじゃじゃ馬的な旧来のキャラが好きなんですが、 その個性ゆえ弾きこなすのが難しい楽器なのも確かなんですよね。 なので、たとえホールに導入されていても、い

視聴環境によるミックスバランスの調整
みなさんは「等ラウドネス曲線」というものをご存知でしょうか? これは、音の周波数を変化させていったときに人間が同じ音量だと感じる音圧レベルを測定し、グラフにしたもの。 例えば、1kHzの音が40dB SPL(音圧レベル)で聞こえる環境で、100Hzの音をそれと同じ音量と感じるには、60dB SPLちょいで再生する必要があるということ。 その差、はおよそ20dB SPL。 同じことをもっと大音量…例えば80dB SPLで行った場合、その開きは10dB SPLと小さくなっているのが分かります。 つまりこういうこと。 人間は聞いてる音量によって低い音や高い音の感じ方が変わる。 これは制作側の人にとっては結構重要な事だと思います。 だって、家でTVやPCを使って視聴するのと、映画館で視聴するのとでは聞こえ方が変わってきてしまうということですからね! 可能であれば、MA時にそれぞれに向けたミックスをするべきなんです。 弊サービス「おまかせMA」では、その辺の対応も行っております。 実際、つい最近お受けした案件に「Webと劇場での公開」というのがありましたが


DaVinci Resolve 14でフェーダーコントローラーを使う方法(Macオンリー)
みなさん御存知の通り、DaVinci Resolve 14からオーディオ編集/ミックスの機能として「Fairlight」が追加されました。 このFairlight、80年代にはFairlight CMIというサンプリング機能やFMシンセ、シーケンサーを統合したワークステーションとして名を馳せ、国内外のアーティストがこぞって使う "楽器" だったのですが、気がついたらPro ToolsのようなDAW(オーディオワークステーション)に進化し、ポスプロ・スタジオなどに導入されるようになってました。 なので、僕のように音楽制作もMAもやるような人間にとっては、「Fairlight」という名前は胸トキメクものだったりするのです(笑) では、このFairlightでどこまで快適にMAができるのか・・・。 編集やミックスの詳細はいずれ語るとして(笑)、今回は手持ちのフェーダーコントローラーが使えるかどうか試してみました。 写真左はPreSonus FaderPortという製品。 業務用コンソール(ミキサー卓)と同じ100mmのタッチセンス付きモーターフェーダ


Playing the Piano #02
「キミ 想フ ヨルニ」の演奏動画を公開しました! 僕のピアノ曲の中でも特にシンプルな小曲なんですが、気に入ってくださる方がとても多く、個人で弾いて楽しんだり、演奏会で演奏してくれたり、ビデオレターサービスに使わせて欲しいとのお問い合わせがあったりと、なかなかの人気ぶりです! 少し前までは、とてもゆっくりと演奏するのがマイブームでしたが、最近はまたオリジナルのテンポに戻ってます(笑) この曲の詳細はコチラから。 この動画は、以前公開した「flower drips」と同時に収録したもので、ピアノも同じくペトロフ P159 Bora ウォルナットです。 相変わらず良い音ですね。 ピアニシモがとても柔らかく美しいです♪ 今回は少しミックス処理を変えていまして、中〜中低域にあったピーク感を減らして、よりスッキリとした響きにしてみました。 チェコの深い森を思わせる響きをご堪能下さい! #ピアノ #ペトロフ #演奏動画 #音楽制作 #ピアノプレップ #チェコ #音楽