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Playing the Piano #01


いままでもブログ等で演奏動画を紹介してきましたが、この新ブログでは「Playing the piano」と題してシリーズ化して行こうかと思います。

というワケで、先日、いつもお世話になっているチェコピアノ専門店 ピアノプレップさんで撮らせていただいた動画を早くもアップ!曲は、アルバム『flower drips』から「flower drips」です。

この曲、書いた経緯はまったく覚えてないんですが(苦笑)、後に映画「紲 〜庵治石の味〜」のクライマックスシーンで使用されました。ちなみに同映画ではアルバム『flower drips 』から数曲使っていて、残りは映画用に書き下ろしたものを使っています。僕は基本的に映画や音楽などで "泣きたい" 願望があるので、この曲にもその嗜好が表れてますね(笑) 今回使用したピアノは、チェコの名器、ペトロフのP159 Bora ウォルナット艶出モデル。 同社のグランドピアノの中でも最小のモデルですが、「ピアノはサイズじゃない!」というのをまざまざと見せつけてくれるピアノです。ペトロフ全体の印象として、木のぬくもりを感じさせるような「コーーーン」と柔らかく豊かな響きがあると思うのですが、この個性が僕の曲によく合っていてとても好きなピアノなんです。この個体は入荷して間もないものだそうで、少し若々しい感じもしますね。それでも、ピアノプレップご店主による丁寧かつ入念な調整により、演奏者の意思を良く汲み取ってくれる素性の良さが際立ってます。そして、楽器は弾かれてこそ育つもの!今後、いろいろな人に弾かれて馴染んでくると、また別の魅力が顔を出してくるんじゃないかな。 最後に、ピアノプレップさんのブログをご紹介!今回弾かせていただいたピアノの調整の様子がご覧いただけます。ここまで丹念に作業して、ようやく演奏家の相棒たる楽器になるのです。しかも、これは最初の下準備に過ぎません。最終的には演奏家の好みに合わせて最終調整を行うのです。こういう裏方の仕事は、プロの演奏家でも十分に理解してる人は少ないのではないでしょうか?ピアノ弾きの方は必見ですよ!ちなみに、最後までご覧いただくと、前掲の動画がまた見られます(笑)

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