「おまかせ」だけど「おまかせ」じゃない安心感

 

「おまかせMA」をお願いして4年ほど経ちます。三島さんのMAは「おまかせ」だけど「おまかせじゃない」安心感があります。渡したデータをなんとなく整音作業してデータが戻ってくるわけではありません。

 

きちんと作品意図を見て、欲しい所に手が届くアレンジを細かくしてくれます。良い音はさらに良く、どうしても現場で追い込めなかった音でも、想像以上に良くしてくれます。物語で「立てる音」とBGMとのミックスのバランス感がとても秀逸で、いつも初号でOKか修正があっても１回程度です。

 

「おまかせ」なのに具体的に指示を出したような状態で初号データがやってくる。三島さんがミュージシャンとしての「感覚的な耳」とエンジニアとしての「技術としての耳」を持っているからだと思います。

 

何度か作曲もお願いしているのですが、作品ごとに彼の特徴を見せながらもクラシックのようなものからテクノのようなものまで毎回物語にピッタリで新鮮な楽曲を提供してくれます。依頼主からも好評をいただいております。

 

近年、なんでも自分でやる風潮がありますが、この「音」に関しては絶対的なセンスと経験で培われた「耳」が必要になります。

 

私は音に関しては録音までを現場でしっかりと行い、あとはプロにお任せしています。付け焼き刃な知識や中途半端な機材で自分でやるよりも確かということはもちろん、専門でないことに時間を費やすなら、その時間を使って、己の映像制作の研鑽に充てた方が良いと思うからです。

 

コスト的にも見積もりに入れやすい価格帯でのサービスなのでぜひたくさんの方に利用して欲しいと思います。