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DaVinci Resolve 14でフェーダーコントローラーを使う方法(Macオンリー)

October 5, 2017

みなさん御存知の通り、DaVinci Resolve 14からオーディオ編集/ミックスの機能として「Fairlight」が追加されました。

このFairlight、80年代にはFairlight CMIというサンプリング機能やFMシンセ、シーケンサーを統合したワークステーションとして名を馳せ、国内外のアーティストがこぞって使う  "楽器" だったのですが、気がついたらPro ToolsのようなDAW(オーディオワークステーション)に進化し、ポスプロ・スタジオなどに導入されるようになってました。

なので、僕のように音楽制作もMAもやるような人間にとっては、「Fairlight」という名前は胸トキメクものだったりするのです(笑)

 

では、このFairlightでどこまで快適にMAができるのか・・・。

編集やミックスの詳細はいずれ語るとして(笑)、今回は手持ちのフェーダーコントローラーが使えるかどうか試してみました。

 

 

写真左はPreSonus FaderPortという製品。

業務用コンソール(ミキサー卓)と同じ100mmのタッチセンス付きモーターフェーダーで、1本フェーダーのコントローラーとしては、おそらく現在最も普及してるモデルだと思います。

タッチセンスというのは、フェーダーに触ったという情報を感知する機能なんですが、何に使うのかは後述します。

モーターフェーダーとは、その名の通りモーターで自動的に動くフェーダーのことで、編集ソフト上でフェーダーオートメーションを書けば、それに追従してカシャカシャと動いてくれます。

 

写真右の黒いものは、KORG nanoKONTROL2という8本フェーダーのコントローラー。

こちらはタッチセンスもモーターフェーダーも付いてない、とてもシンプルな製品です。

 

では、実際に設定してみましょう。

前提条件として、ドライバーなどはインストール済みとして話を進めます。

それではFaderPortから。

まず、Mac OSの「Audio MIDI設定」のMIDIスタジオ画面でFaderPortが認識されているのを確認したら、ウィンドウ上部の「+」ボタンを押して「新しい外部装置」を作ります。

そのままだとDaVinci上で文字化けしてしまうので、ここでは「Fader Controller」とリネームしておき、既に画面上に現れてる「FaderPort」とIN/OUTを結線します。

 次に、DaVinciの「環境設定」を開き、「コントロールパネル」→「Audio Console」の「Use MIDI Audio Console」にチェックを入れます。

現れた項目を下のスクショのように選択して保存すれば設定完了です。

 DaVinciはHUIプロトコルに対応(MCUプロトコルにも対応)してるので、市販のコントローラーは大体使えると思いますが、ネイティブ対応ではないので、コントローラーによって使えないボタンとかも多数出てくると思います。

ただ、再生/停止などのトランスポート、フェーダー、パン、選択トラックの移動など最低限のものは機能するはずです。

Fairlight純正の巨大なコンソールを使えば最大限に活かせるんだろうなぁ・・・。

 まぁ、そんな夢物語はさっさと忘れて、ちゃんと動くか確認してみましょう!(^^;;

 おぉ、ちゃんとトランスポートも効くし、フェーダーやパンもしっかり動きます!

試しに画面上のフェーダーをマウスで動かしてみると、それに合わせてちゃんとコントローラーのフェーダーも上下しますね。

選択トラック移動の挙動はちょっとアヤシイかな。

でも、一応は使えそうなので、このフェーダーを使ってDaVinci上でオートメーションを書いてみます。

 うん、ちゃんと書けます!

ここで注目なのは、オートメーションツールバーにある「タッチ」の項目。

「オフ」と「ラッチ」と「スナップ」が選べますが、「ラッチ」と「スナップ」にすると、前述のタッチセンスが活きてきます!

「ラッチ」は、フェーダーに触った瞬間にオートメーションの書き込みがアクティブになり、「スナップ」はフェーダーに触ってる間だけ書き込みがアクティブになります。

Pro Toolsで言うところの「latch」と「touch」と同じです。

オートメーション書き込み中は波形上のボリュームラインやフェーダーが赤くなり、それを再生するときは下図のように緑になります。

 

お次はKORG nanoKONTROL2で試してみましょう。

設定は基本的に同じなのでサクッと行くぜ・・・と思ったのですが、その前にひとつ注意点!

nanoKONTROL2は使用するDAWごとに対応したモードが用意されていて、対応外のものの場合、面倒なことに、DAWのどの機能がどのCC(コントロールチェンジ)ナンバーなのかを調べて、専用のエディターソフトで設定してやらなければなりません・・・。

が、幸いなことにDaVinciはPro Toolsモードで動作することが確認できました!

なので、nanoKONTROL2の「set」と「PLAY」ボタンを同時押ししながらUSBを差し込み、Pro Toolsモードで起動しましょう!

 これでPro Toolsモードに設定されました。

あとは先ほどとほぼ同じです。

 「Audio MIDI設定」で「nanoKONTROL 2」が認識されてることを確認。

 DaVinciの「環境設定」でnanoKONTROL2を選んでやれば終わりです。

 

ちゃんと動きました!

ただ、パンだけは挙動がおかしく、コントローラーのツマミをセンターにした状態からLは10時の位置、Rは2時の位置でパンが振り切れてしまい、それ以上回すと戻したときにパン位置がジャンプするという、謎の挙動を示します(^^;;

それ以外はフツーに動くので、ビデオグラファーの方がちょちょいといじるんだったら、安くてコンパクトなこちらの方がいいかもしれませんね。

 

 

以上でDaVinciでフェーダーコントローラーを使用するTipsは終わりです。

まだちゃんと試してないので何とも言えませんが、最低限の操作が出来るだけでも作業効率は上がりそうですね♪

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