「耳が良い」は鍛えられる!?
音楽やオーディオの界隈にいると、よく「耳が良い」って言葉を耳にします。僕も他人からそう言われたことがあります。意味合い的には、「音程や音色の聴き分けに優れている」または「細かな音の違いや、聴き逃してしまいそうな小さな音に気づける」といった感じだと思うのですが、多くの人は、自...
学生映画祭 AOYAMA FILMATE 2018を終えて
3/11に青山学院大学の学生たちによる映画祭 AOYAMA FILMATE 2018 が開催され、光栄なことに音についての講演とミュージックビデオ部門の審査員&プレゼンターなどを務めさせていただきました。 オファーをいただきたとき、講演内容をどうしようかと悩みました。1月に...
「フラットな音」を聴いてみよう!
音楽制作でもMAでも、音を聴くモニター環境は大事です。スピーカーであれヘッドフォンであれ、そこから出てきた音を聴いて、それに対してあーでもない、こーでもないと音をいじるワケで、つまり、こういったミックス作業というのは、取りも直さず相対的な作業だと言えます。なので、使うスピー...
視聴環境によるミックスバランスの調整
みなさんは「等ラウドネス曲線」というものをご存知でしょうか? これは、音の周波数を変化させていったときに人間が同じ音量だと感じる音圧レベルを測定し、グラフにしたもの。 例えば、1kHzの音が40dB SPL(音圧レベル)で聞こえる環境で、100Hzの音をそれと同じ音量と感じ...